ご注意ください
本記事は一般的な情報提供を目的としており、申請書類の作成代行ではありません。実際の申請書は最新の公募要領を熟読し、ご自身で責任を持って作成・確認してください。本記事の内容は採択を保証するものではありません。

省エネ補助金(省エネルギー投資促進補助金)ガイド【2026年度版】
2026年8月7日 · 約12分で読めます
省エネ補助金(正式名称:省エネルギー投資促進・需要構造転換支援事業費補助金)は、 工場やビルの省エネルギー設備への投資を支援する補助金です。採択率が70〜86%と主要な補助金の中で最も高く、 かつ上限5億円という破格の支援額が最大の魅力です。
2026年度版では、高効率ボイラーや産業用ヒートポンプ、LED照明、コージェネレーション システムなど、幅広い省エネ設備が対象となっています。本記事では、対象設備一覧から 申請要件、採択のポイントまでを紹介します。
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1. 省エネ補助金とは
省エネ補助金(省エネルギー投資促進・需要構造転換支援事業費補助金)は、 経済産業省・環境省が所管する補助金で、工場・ビルなどの事業所における 省エネルギー設備の導入を支援することを目的としています。 日本のカーボンニュートラル目標達成に向けた重要な政策手段のひとつです。
この補助金の最大の特徴は、採択率が70〜86%と 比較的高いことです。設備単位型は過去に85%超の採択実績があった公募もあります 採択率を誇り、計画書が適切に作成されていれば検討される傾向があります。 また、上限5億円という大型補助も可能で、大規模な省エネ投資にも対応します。
補助率
1/3 〜 1/2
上限額
最大5億円
採択率
約70〜86%
対象
工場・ビル
過去の採択実績70〜86%!主要補助金の中で最も参考になるポイントがあります
こんな事業者向け
- 電気代・ガス代の高騰に悩んでいる
- 老朽化した設備を省エネ型に更新したい
- 脱炭素経営を推進したい
- 採択実績の高い補助金を探している
- 大規模な設備投資(数億円単位)を検討している
2. 補助率・上限額・採択率
補助率
省エネ補助金の補助率は、事業規模・類型によって異なります。
- 設備単位型(中小企業):補助率 1/2
- 設備単位型(中堅企業):補助率 1/3
- 事業者型(中小企業):補助率 1/2
- 事業者型(中堅企業):補助率 1/3
上限額
- 設備単位型:上限5,000万円〜2億円(設備の種類による)
- 事業者型(通常):上限5億円
- 事業者型(大規模):上限15億円(特別な要件あり)
事業者型では上限5億円と非常に高額な補助が受けられます。 工場全体の省エネ化やコージェネレーションシステムの導入など、 大規模プロジェクトに最適です。
採択率:70〜86%
省エネ補助金の採択率は、主要な補助金の中で最も高い水準です。 特に設備単位型は過去の採択実績が比較的高く、 適切な計画書を作成することで、採択の可能性を高めることができます。
| 類型 | 補助率 | 上限額 | 採択率 |
|---|---|---|---|
| 設備単位型 | 1/3 〜 1/2 | 5,000万〜2億円 | 約85%超 |
| 事業者型 | 1/3 〜 1/2 | 5億円 | 約70〜80% |
省エネ補助金は過去の採択実績が比較的高いため、「補助金が初めて」という方でも 安心してチャレンジできます。まずは設備単位型から検討してみましょう。
3. 対象設備一覧
省エネ補助金の対象となる設備は多岐にわたります。以下が主な対象設備です。
設備単位型の主な対象設備
- 高効率ボイラー:従来型から高効率型への更新
- 産業用ヒートポンプ:加熱・冷却工程の電化
- 冷凍冷蔵設備:高効率型冷凍機・冷蔵庫
- 産業用モーター:高効率モーター(IE4以上)
- 変圧器:高効率変圧器(トップランナー基準)
- LED照明:工場・倉庫・オフィスの一括LED化
- コージェネレーションシステム:ガスエンジン型コージェネ
- 空調設備:高効率パッケージエアコン・GHP・EHP
- 工業炉:高効率型工業炉・加熱炉
- 太陽光発電(自家消費型):FIT/FIP非依存の自家消費型太陽光
事業者型の主な対象設備
事業者型は、複数の設備を組み合わせた工場全体の省エネ化プロジェクトが対象です。 設備単位型で対象となる設備に加え、以下のような大規模設備も対象となります。
- 大規模コージェネレーションシステム
- 工場全体のエネルギー管理システム(EMS)
- 廃熱回収システム
- 大規模蓄電システム
- 水素利活用設備
補助対象となる設備は、省エネルギー基準を満たしていることが条件です。 また、単なる老朽化更新ではなく、省エネ効果が認められる設備である必要があります。 最新の対象設備一覧は必ず公式サイトで確認してください。
4. 事業類型と申請方式
省エネ補助金には、主に以下の2つの事業類型があります。
設備単位型
個別の省エネ設備を導入する場合に適した類型です。 申請手続きが比較的簡易で、設備ごとに補助額が決まっています。 中小企業であれば補助率1/2、上限5,000万円〜2億円(設備の種類による)。 過去の採択実績が比較的高く、参考になる類型です。
事業者型
工場全体や事業所全体の省エネ化プロジェクトを申請する類型です。 複数の設備を組み合わせた包括的な省エネ計画が対象で、 上限5億円の大型補助が受けられます。ただし、申請手続きは 設備単位型より複雑で、詳細なエネルギー診断や事業計画書が求められます。
| 項目 | 設備単位型 | 事業者型 |
|---|---|---|
| 対象 | 個別設備 | 工場全体のプロジェクト |
| 補助上限額 | 5,000万〜2億円 | 5億円 |
| 申請の複雑さ | 簡易 | 複雑 |
| 採択率 | 約85%超 | 約70〜80% |
| おすすめ | 初めての方・中小規模 | 大規模投資 |
省エネ補助金に初めて挑戦する場合は、まず設備単位型から 始めることをおすすめします。手続きが簡易で採択率も高く、 実績を積んでから事業者型にステップアップすることができます。
5. 申請要件
申請者の要件
- 中小企業者または中堅企業者であること
- 日本国内に事業所を有すること
- エネルギー管理指定工場等の場合は、エネルギー使用状況を適切に管理していること
- 過去に省エネ補助金を不正受給していないこと
事業計画の要件
- 省エネルギー効果(原油換算)が明確に算出できること
- 導入する設備が省エネ基準を満たしていること
- 補助事業終了後も継続して省エネ効果を維持できること
- 設備単位型の場合は、単年度で事業が完了すること
必要書類
- 補助金交付申請書
- 事業計画書(省エネ効果の算出根拠を含む)
- 収支予算書
- 直近の決算書類
- 設備の見積書(複数社から取得することが望ましい)
- エネルギー使用状況がわかる資料
省エネ効果の計算方法
省エネ補助金の申請では、導入する設備による省エネルギー効果を 定量的に示す必要があります。原油換算(kL/年)で効果を算出し、 ベースライン(現状のエネルギー使用量)と比較して削減率を示します。 効果が大きいほど評価が高くなります。
省エネ効果の計算が難しい場合は、エネルギー管理士や省エネ診断を 実施している専門機関に相談することを検討してください。 また、省エネ補助金の公式サイトには計算ツールも用意されています。
6. スケジュール
省エネ補助金は、2026年度も複数回の公募が予定されています。 標準的なスケジュールは以下の通りです。
| 回 | 公募開始 | 締切 | 結果発表 |
|---|---|---|---|
| 第1回 | 2026年4月 | 2026年6月 | 2026年8月 |
| 第2回 | 2026年7月 | 2026年9月 | 2026年11月 |
| 第3回 | 2026年10月 | 2026年12月 | 2027年2月 |
設備単位型は通年で募集している場合もありますが、予算が上限に達し次第 締め切られるため、早めの申請を心がけましょう。 事業者型は年3回程度の公募が一般的です。
申請から補助金受取までの流れ
- 公募要項の確認と対象設備の選定
- 省エネ効果の試算・事業計画書の作成
- 申請書類の提出
- 審査(約2ヶ月)
- 採択通知・交付決定
- 設備の発注・導入工事
- 実績報告書の提出
- 補助金の確定・受取
まとめ
省エネ補助金は、過去の採択実績70〜86%と主要補助金の中で最も高く、 上限5億円と大規模投資にも対応できる、極めて魅力的な補助金です。 電気代・ガス代の高騰に悩む事業者にとって、省エネ設備への投資は ランニングコスト削減と補助金収入のダブルメリットがあります。
特に設備単位型は、過去の採択実績が比較的高いため、 補助金の活用を検討されている方に適しています。 まずは対象設備を確認し、自社の設備更新計画と照らし合わせてみましょう。
以下のリンクから、最新の公募情報と詳細要件をチェックしてください。
省エネ補助金の公式情報
補助金の要件・予算・スケジュールは変更される場合があります。必ず公式サイトの最新情報をご確認ください。
※本記事の情報は2026年7月時点のものです。補助金の要件・予算・スケジュールは 変更される可能性があります。最新情報は各公式サイトをご確認ください。
※採択率は過去の公募実績に基づく参考値です。実際の採択は事業計画書の質により 大きく異なります。
よくある質問
この補助金の申請は難しいですか?
補助金ごとに難易度は異なりますが、多くの場合、事前の準備と事業計画書の作成が重要です。ホジョリーのAI診断を利用すれば、自分に合った補助金を見つけられます。また、専門家(行政書士)のサポートを受けることで参考になります。
採択確率を高めるには?
事業計画書の内容が重要です。具体的な数値目標、現状の課題分析、補助金を使った具体的な改善策を明確に記載しましょう。また、過去の採択事例を参考にすることも参考になります。
複数の補助金に同時申請できますか?
補助金によってルールが異なります。一部の補助金は併用可能ですが、同じ経費に対して重複して受けることはできません。各補助金の公募要領を必ずで併用条件を確認してください。